騒音測定

2022年(令和4年)3月25日

三英空調工業では定期的に(年二回)、敷地境界線における自社工場から発生する騒音の測定を行っております。
建物外周の敷地境界線8か所で測定地点を指定し、騒音値を計測し記録し保管、そしてブログでも毎回その模様を公開しております。

三英空調工業の所在する場所は、工業地域(第5種高度地区)に指定されており、騒音上限は70dB(8:00~18:00)となっており、工場稼働時に発生する音がこの数値を超えていないかを測定・確認します。

 

測定に使用する、騒音計・記録用紙・撮影用カメラです。
8か所の測定地点にて暗騒音時(工場未稼働時)と騒音値をそれぞれ計測します。

騒音対策で最も気をつけなければいけないのがこちらの住宅と隣接する「計測地点③」、建物の内側面には吸音材を貼り少しでも騒音の漏れを防ぐように対策処置しています。

この「測定地点③」での計測値は、暗騒音時で46.3dB、工場稼働時では58.5dBと共に少なめ、その他の各所も基準値を十分にクリアしていました。
実際は工場で発生する騒音は断続的に継続して発生している訳では無く、工具類の打設時の音が最も発生が多く、そのタイミングによっては騒音値も大きく違ってくるので計測も難しく、何度も同じ場所で計測しています。

 

また、こちらの「計測地点⑦」では、空調室外機置場が設置してあり、冬季や夏季には稼働率が大きく、また工場換気の排出口もあるため計測も念入りに行います。
今回も稼働率が多く、騒音値は62.7dBですが基準値は十分にクリアしています。

各所の騒音値は毎回基準をクリアしていますが、数値に関わらず近隣の皆様には不快感を与えないように努め、今後もまた定期的に測定・報告、そして対処していきたいと思います。

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