2025年(令和7年)9月11日(木)
三英空調工業では定期的に自社工場から発生する騒音の測定を行っております。
作業内容によって発生する騒音の量も違うので、ある程度断続的に大きい加工音が発生するタイミングを見計らって測定するようにしています。

建物外周の敷地境界線8か所を均一間隔で測定地点を特定し、計測・記録保管し、こちらのブログでもその模様を毎回公開しております。
図の建物の緑色部分は住宅地と隣接する為、建物の内壁に消音部材を貼っています。

騒音値の基準は用途地域によって騒音の許容基準が決められており、三英空調工業のある場所は、工業地域(第5種高度地区)に指定されております。

横浜市で定められている騒音の許容上限は、時間帯によっても指定されており、工場稼働時の8:00~18:00では70dBとなっており、この数値を超えていないかを測定確認します。

8か所の測定地点で最も気を使わねばならない地点は、一般住宅と隣接している“測定地点③”、こちらの面には発生音を出来る限り抑えるための吸音材を貼っています。

今回の測定値は61.6dB、許容基準値の70dBを大きくクリアしていました。

騒音値を最も大きく感知しやすい場所は、換気口が設置されている“測定地点⑦” 、こちらの測定値は63.8dBで今回も許容基準値を大きくクリアしていました。

あとは、隣接している敷地境界線に限らず、当社から発生する音が周辺近隣に聞こえていないか歩いて散策し直接耳で聞いてみます。
弊社工場から数十メートルの「佐江戸せせらぎ水辺」からは心地好い川の流れが聞こえ、佐江戸公園付近にも弊社からの発生音は届いていないようです。
毎回基準はクリアしていますが、数値に関わらず近隣の皆様には不快感を与えないよう努め、今後もまた定期的に測定・報告して参ります。
近隣の皆様、いつもご協力ありがとうございます!